こんにちは。山形県酒田市の行政書士アドバンス総合事務所の中山です。
戸籍には、国民一人一人の出生、結婚、離婚、死亡など、法律で国(届出は市町村長)への届出が義務付けられた履歴(身分関係)が書かれています。具体的には、本籍地の他、個人ごとに氏名、出生年月日、入籍した年月日とその原因、実父母の氏名と続柄(長男、長女など。養子の場合は養親の氏名と続柄)、夫婦の続柄(夫または妻)、他の戸籍から入籍した場合にはその戸籍の表示、その他法務省令で定める内容が記載されています。
結婚や相続、パスポート取得などの際、その身分を証明する書類として戸籍簿のコピーを取りますが、これを見れば親子関係などがわかります。
法律上、正式に結婚した夫婦(本籍地の市町村長に婚姻届を出し、受理された男女)は、それぞれ親の戸籍を離脱し、新たに夫婦の戸籍が作られます。夫婦はどちらか一方の姓を名乗ることになっていますが、夫婦の姓を元々名乗っていた方が戸籍筆頭者です。一般的に、夫の姓を名乗る夫婦が多いので、戸籍筆頭者は夫になっていることが多いようです。
「戸籍」には何が書いてありますか?
2015年8月9日